バージョン4.4で新しい機能、強化された機能について主なものを紹介します。細かな変更については「更新履歴」を参照してください。
[新しい機能]
[強化された機能]
[コンポーネント / マッパー関数]
[新しい機能]
OnSheet連携
フローデザイナーのパレットの「OnSheet」タブにあるOnSheet関連コンポーネントを使用して、OnSheetサーバー上のスプレッドシートに対してさまざまな操作を行うことができます。
OnSheetサーバーとは、インフォテリア社によって提供されるWebブラウザ上で利用可能なスプレッドシートサーバー製品「ASTERIA Spreadsheet Server OnSheet」です。Excelのような表計算インターフェイスで、ワークシートの作成から管理までWebブラウザのみで行える環境を提供します。
フローサービスとOnSheetを連携すると、以下のような処理を実現することができます。
- スケジューラーで定期実行するフローで、データベースにある情報を取得してOnSheetワークシートに書き込んでおくと、データベースにある最新の情報をOnSheetをとおしてWebブラウザで参照することができます。

- OnSheetワークシート上に作成したフロー実行ボタンをクリックしてフローを実行し、ワークシートに入力した情報をデータベースに書き込むことができます。
- OnSheetワークシートで検索条件を入力後、OnSheet上に作成したフロー実行ボタンをクリックしてフローを実行し、検索条件に一致するデータを取得してOnSheetワークシートに書きこむようにしておくと、検索条件に一致するデータをOnSheetをとおしてリアルタイムに参照することができます。
このほか、表計算ワークシートをさまざまな形式に変換して出力したり、メールと連携したり、フローで実現できるさまざまなデータ連携を行うことができます。OnSheetでは、ExcelファイルをインポートしてOnSheetワークシートを作成したり、OnSheetワークシートをExcelファイルとしてエクスポートしたりすることができ、データを簡単に移行することができます。
- 「フローサービスマニュアル」の「コンポーネント」-「OnSheetとの連携について」
マッパーのデバッグ
マッパーのデバッグ機能として、以下の2つの機能が追加されました。
- マッパーの設計時に仮の値を使用してマッピングの動作を確認することができる「マッパーシミュレーター」
- フローのデバッグ実行時に、マッパーで使用しているマッパー関数の入出力値を確認することができる「マッパーデバッガー」
マッパーシミュレーター
フロー設計中に、マッピングウィンドウの「シミュレーター」ボタンをクリックして表示される画面で、入力した値から各関数の実行結果と出力の値を確認することができます。
- 「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「マッピング」-「マッパーシミュレーター」
マッパーデバッガ
フローデザイナーでのデバッグ中にマッパーコンポーネントでステップインするとマッパー画面で関数や項目の値を確認することができます。
- 「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「フローのデバッグ」-「デバッガの使い方」-「コンポーネントを1つ分実行する」
コンポーネントテンプレート
コンポーネントのよく使うプロパティ設定とストリーム定義をまとめてテンプレートとして保存しておくことができます。テンプレート保存時に「初期値」にすると、パレットからドロップしたときに保存したテンプレートのプロパティやストリーム定義がコンポーネントの初期値として設定されます。マッパー関数にも使うことができます。
- 「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「デザイナーのカスタマイズ」-「コンポーネントテンプレート/マッパー関数テンプレート」
[強化された機能]
Excel関連コンポーネント
フローデザイナーのパレットで、Excel関連コンポーネントは「ツール」タブから「Excel」タブに移動しました。
以下のコンポーネントが追加されました。
- ExcelSheetList - Excelファイル中のワークシートの一覧を取得します
- ExcelSheetDelete - Excelファイルから指定されたワークシートを削除します
仕様書出力
仕様書出力機能で出力するHTMLが変更され、トップは一覧ページになりました。出力対象のプロジェクトでどのコンポーネント、関数が何個使われているかなどの統計情報や仕様書が1ページにまとめられた印刷用ページが出力されるようになりました。
- 「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「仕様書出力」
コンポーネント処理の強制終了
フローを強制終了すると、通常は実行中のコンポーネントの処理が終了してから次のコンポーネントに制御が遷移する時点でフローがアボートしますが、以下のコンポーネントでは実行中の処理を強制的に終了してフローがアボートするようになりました。
- RDBGet / RDBPut / SQLCall
- HTTPGet / HTTPPost
- FTPGet / FTPPut
- Sleep
- Mutex
- EXE
チャート関連コンポーネント
グラフの種類によってコンポーネントが分割され、「ツール」タブから「チャート」タブに移動しました。
円グラフと棒グラフではHTMLのareaタグが出力され、グラフのクリックやリンクでJavaScriptの実行などインタラクティブな処理が可能になります。作成できるチャートの種類は以下のとおりです。
円グラフ / 棒グラフ / 積上げ棒グラフ / 複数棒グラフ / 折れ線グラフ / エリアグラフ / 散布図 / バブルチャート / ガントチャート
flow-ctrlコマンド
以下の機能が追加されました。
- 実行設定登録コマンドの全実行設定、オプション対応
- 実行設定の有効/無効を制御するenable/disableコマンド追加
- 実行設定の削除/有効/無効が名前で指定可能
- 拡張トランザクションの手動リカバリーコマンド追加
- 関数プールの表示コマンド追加
マッピング項目
「ステータス」フィールドが追加されました。このフィールドに対してマッピングした内容がステータス文字列として記録されます。
処理に時間がかかるリクエストを実行中の場合に、処理がどこまで行われているか確認するために記録、参照すると便利です。管理コンソールの「状態」-「フロー」-「リクエスト一覧」でリクエストの詳細情報を表示すると、ステータス文字列を確認することができます。また、flow-ctrlコマンドなどの外部クライアントから確認することができます。flow-ctrlコマンドでは、show requestまたはshow workerコマンドで確認することができます。
- 「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「詳細なトピック」-「フローの校正要素」-「マッパー」の「ステータス」
[コンポーネント / マッパー関数]
コンポーネント
「OnSheet」タブ (new)
OnSheetInput - OnSheetからデータを読み込みます
OnSheetOutput - OnSheetへデータを書き込みます
OnSheetExport - OnSheetのワークブックをダウンロードします
OnSheetImport - OnSheetへワークブックをアップロードします
OnSheetRest - OnSheetメソッドの実行
OnSheetWorkbookList - OnSheetワークブック一覧
OnSheetWorkbookCreate - OnSheetワークブック作成
OnSheetWorkbookDelete - OnSheetワークブック削除
OnSheetRevisionCreate - OnSheetバージョン作成
OnSheetWorksheetList - OnSheetワークシート一覧
OnSheetWorksheetCreate - OnSheetワークシート作成
OnSheetWorksheetDelete - OnSheetワークシート削除
「チャート」タブ (new)
Graph - グラフを作成します
PieGraph - 円グラフ
BarGraph - 棒グラフ
StackedBarGraph - 積上げ棒グラフ
MultiBarGraph - 複数棒グラフ
LineGraph - 折れ線グラフ
AreaGraph - エリアグラフ
ScatterGraph - 散布図
BubbleChart - バブルチャート
GanttChart - ガントチャート
「Excel」タブ (new)
ExcelSheetList - Excelファイル中のワークシートの一覧を取得します
ExcelSheetDelete - Excelファイルから指定されたワークシートを削除します
ファイル
FileExist - ファイルの存在を確認します
ツール
アカウント
その他
XBRLCSVExtractor - XBRL文書のデータを明細形式のCSVに変換します
マッパー関数
日付
Holiday - 休日のチェック
制御
FileExist - ファイルの存在を確認